私のブログでは、以前より原木シイタケの栽培方法や、春の最盛期の様子を紹介しているところですが、今回は収穫した物の保存方法&活用方法について紹介したいと思います。
保存方法
①収穫したシイタケを確認する
採ってきたキノコを確認します。この際に、あまりに虫食いがひどかったり、一部腐っているような物があれば取り除くようにしています。

この作業、いい形や肉厚なものを見つけると「収穫してやった感」が湧いてきて楽しいです。
②乾燥させる
私の実家では新聞紙やキッチンペーパーの上においています。新聞紙やキッチンペーパーは水分を吸収するので、日当たりの良い場所においておけば簡単に乾くのでお勧めです。
乾燥途中に触ってみると「しんなり」した感じがするのですが、完全に乾ききると「カチカチ」になっているので、その辺の判断は分かりやすいかと思います。
③シリカゲルと一緒にジップロックへ入れる
完全に乾ききった物はかなり日持ちするので、シリカゲルと一緒にジップロックへ入れて保管しましょう。そのまま新聞紙等の上で放置すると、雨などの湿気によりシイタケが腐ってしまうことがあるので注意です。

シリカゲルとは乾燥剤のことです。食品用の物を購入しましょう。
使用方法
①乾燥シイタケを水で戻す
ジップロックからその日に使う分のシイタケを取り出し、軽く水で洗ったあと、水を張った鍋やボウル等に入れておきます。こうすることで、大体1時間後には元通りの大きさに戻ります。
また、鍋に張った水はシイタケのだし汁となります。私はそのまま料理に使ったりしています。
②シイタケを取り出し食べやすいい大きさに切る
乾燥状態のキノコはとても硬いので、包丁で切ることが困難です。しかし、水で戻してしまえば、生のシイタケ同様にカットできるので、このタイミングで食べやすい大きさに調整しましょう。

うちでは石突が残っているものは、このタイミングで取ってしまっています。
後は普通に調理していけばOK。乾燥シイタケは良い味が出るので、いろいろな料理に活用できて便利です。
終わりに
私の実家では、毎年原木に駒菌をうつ作業を行っているので、時期になると大量のキノコが採れるようになります。基本的には採れすぎて食べきれない量となるため、よくこのように乾燥させ保存しています。
また、シイタケの種類にもよりますが、基本的には春と秋の年2回の収穫期があるため、半年間で消費するようにしましょう。そうしないと溜まっていく一方です。

シイタケは汎用性が高く何かと料理に使えるので、うちでは簡単に消費出来ている印象です。